シアリスは、日本新薬株式会社が販売しているED治療薬です。
ED治療薬といえばバイアグラが知られますが、バイアグラの有効成分がシルデナフィルクエン酸塩であるのに対して、シアリスではタダラフィルが有効成分として含まれています。
シアリスは2002年に登場したもので日本では2007年に承認されたものでED治療薬としては、バイアグラとレビトラに続くもっとも後発のED治療薬です。

シアリスの特徴としては、効果の継続時間が長いことです。
バイアグラの場合には継続時間は4時間から5時間、レビトラでは4時間から10時間ですが、シアリスの場合には20時間から36時間といった長時間にわたってその効果を得ることができます。
その一方で即効性では劣りバイアグラやシアリスが性行為1時間前程度に飲めば十分な効果を得ることができるのに対して、シアリスは性行為3時間前と余裕をもって服用する必要があります。
ただ薬の持続時間が長く1日以上は効果が持続するので、服用のタイミングや効果切れの心配は少ないのが大きな特徴です。

一方でED治療薬に限らず効果が高い薬に付き物なのが副作用の存在です。
副作用はどのような薬でも発生し、危険性が高いものもありますが、シアリスの場合には副作用の危険性が低いという結果があります。
ED治療薬で見られる副作用としては、めまい、頭痛、ほてり、消化不良、心筋梗塞、失神、脳卒中、色覚変化などが考えられます。
これはその作用として血液の流れを良くすることで勃起力を高めるというもので副作用が出る場合にも循環器系に影響が出るためです。
バイアグラやレビトラの場合には軽度なものを含めて9割程度、つまりほとんどの人が副作用が出るのに対してシアリスは3割程度と割合が低く、副作用の発症率が低いといったメリットがあります。
ただし、あくまでも副作用の発症率は低いというだけであり、発症しないわけではないので服用するさいには注意が必要です。

副作用の症状が出たら迷わず病院へ!

シアリスは副作用が少ないED治療薬ですが、それでも副作用がまったく出ないわけではなくまた重大な副作用も報告されています。
重大な副作用としては過敏症で発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥奪性皮膚炎やスティーブンス・ジョンソン症候群などがあります。
ケースとしては非常に極稀ですがリスクとして知っておく必要があります。この場合には服用を中止し医療機関で適切な処置を受ける必要があります。

一方でその他の副作用としては、1%以上で潮紅、背部痛、筋痛、四肢痛、頭痛、鼻閉が発生するとされます。
また1%未満0.2%以上で、動悸やほてり目に対する異常で充血や色覚変化、また消化器の不調による消化不良、めまい、睡眠障害、鼻炎などが報告されています。
さらに0.2%未満では失神などを含めたさまざまな異常が出る場合がありますが、いずれも循環器が影響して発生するものです。
ほとんどのケースはシアリスの服用を中止し成分が身体から抜けることで改善することができますが、シアリスによる循環器への負担により心筋梗塞や脳卒中にまで発展する恐れがあります。

いずれにしてもシアリスを服用して何らかの異常を感じる場合には、病院で検査を受けることが重要です。
シアリスが直接の原因として起こる過敏症を除けば、それほど重大な状態になる可能性は低いですが、日頃から循環器系に問題がある場合には、心筋梗塞や脳卒中などに発展するリスクがあります。
特に糖尿病、高血圧、冠動脈障害、高脂血症がある人や喫煙をしている人はそのリスクが非常に高いとされています。
またアルコールを摂取したあとにシアリスを服用するとめまいや低血圧になりやすいといった副作用の報告もされています。

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